上眼瞼切開

上眼瞼切開

厚ぼったい、腫れぼったい瞼をスッキリさせたい。たるみのある瞼を解消したい、瞼のお悩みは人それぞれ違います。美容整形はあなたが抱えている悩みを解消し、新たな自信を与える素晴らしい治療がたくさんあります。ここでは二重まぶたの代表的な手術「上眼瞼切開」についてご案内していきます。

上眼瞼

じょうがんけんせっかい

二重まぶた、瞼のたるみ取りの代表的な『上眼瞼切開』とは、どんな手術なのか、術後の状態やリスク、完成するまでの流れについて詳しくご紹介しましょう。

上眼瞼切開とは

まず初めに上眼瞼切開というのは、上眼瞼(上まぶた)+切開(切る)、美容整形手術の一つです。皮膚を切開しますので、たるみや皮膚の切除範囲に応じて二重まぶたの幅や形を自由に変化させることができるのが特徴の一つです。

どんな人に向いている?

上眼瞼切開の治療適応、どんな効果ありどう言った方に向いているのかをご案内します。

  • 二重瞼にしたい
  • たるみを取りたい
  • 瞼をスッキリさせたい
  • 取れるのが嫌
  • 埋没法だと取れる
  • 二重の形にこだわる
  • 厚ぼったさを治したい
  • 大きな変化を希望

どこを切るの?

切るって言ってもどこを切るのでしょうか? それは上眼瞼切開は新しく作り出す二重まぶたのライン上を切開して二重まぶたを作ります。

たるみをとる場合は、この切開線を起点に余分な皮膚の量を切除してたるみを取り除きます。

上眼瞼切開と全切開の違い

瞼を同じように広範囲に切開する全切開という手法もありますが、上眼瞼切開と何が違うの?

上眼瞼切開も全切開も同じ術式です。クリニックによって呼び名が違うだけであって同じ手術と考えてください。ただし、一部のクリニックでは、たるみを切除しない方法を全切開、たるみを切除する方法を上眼瞼切開と独自に読んでいるところもありますが、『上眼瞼切開=全切開』と考えて間違いありません。

実際の治療

術後の状態・経過

一般的な上眼瞼切開の術後の状態・経過についてご案内します。

術後~3日位 手術後は、麻酔などの影響により、多少の瞼の腫れや違和感があるでしょう。腫れについては翌日の朝がピークです。その後、時間の経過とともに落ち着いていきます。
7日後 抜糸は7日後に行います。メイクは基本翌日から可能ですが、クリニックによっては抜糸の3日いこうというところもありますのでご確認ください。
1ヶ月 ほぼ腫れもなく、二重まぶたの形、幅としては仕上がりの状態と考えて良いでしょう。傷跡は2週間以降から一時的に硬くなる事があります。術後1ヶ月だと切開した部分に赤みが残っていることもあります。
3ヶ月後 傷跡の赤みも落ち着き、これ以上変化することはありませんので仕上がりの状態と考えて良いです。
もし、気になる部分がある場合、担当医にしっかりと伝えて対処するなどの判断を仰ぎましょう。

施術内容
内容は眼瞼下垂手術、内部処理には吸収糸を使用。必要に応じて、埋没糸抜糸、脱脂&脂肪移動、タルミ取り。
リスク・副作用情報
抜糸後にチクチクした感じがある場合は、糸が残っている可能性がありますので、早めに当院医師の診察をお受けください。稀に傷口の炎症・感染が起こる場合があります。目頭・目尻の赤み痛みが持続する場合は、早めに当院医師の診察をお受けください。炎症・感染の状態により、傷の盛り上がりや傷が残る可能性があります。

注意事項

上眼瞼切開の注意事項をご案内します。

腫れ 術後の腫れは翌日の朝が基本的には一番強いと考えておきましょう。強い腫れが3、4日程度続きその後少しずつ腫れが引いてきます。7日後に抜糸をするのですが、その頃には7、8割程度の腫れは落ち着いています。
内出血 翌日から3日で出現、内出血が吸収されるのに5〜7日程度かかるとお考えください。
ただし、翌日に目が開かなくなるほどの紫色の内出血を引き起こしてしまった場合は、放置しては危険ですから直ちに主治医の診察を受けましょう。必要に応じて、中に溜まっている血液の塊を取り除く必要があります。
痛み 術後の痛みはほぼありません。

術後の注意事項等についてはクリニックで大きく違います。ここでご紹介する内容はあくまで一般的なものです。実際の注意事項については上眼瞼切開を受けたクリニックの説明を参考にして下さい。

料金について

Price

上眼瞼切開の手術費用の相場価格、治療費用で気をつけなければいけないことをご案内します。

上眼瞼切開の料金相場:30〜40万円別途消費税

上眼瞼切開の料金で注意しなきゃいけないのが、眼窩脂肪の処理費用です。ほんの数年前までは眼窩脂肪の処理費用は手術費用に含まれているところが多かったのですが、最近の傾向として除去費用や、プチ隔膜前転などの別途処理として追加加算が必要な場合もありますので総額いくらになるのかということが重要です。

さまざまなご質問

Q&A

上眼瞼切開に関するさまざま疑問や質問にお答えします。これから二重瞼にしようとお考えの方は是非参考にして下さい。

実は切開法を受けたのですが、瞼が前よりも重く感じてしまいます。切開法の手術でもそんなことは起こるんですか?
一般的にはあまりないことですが、筋肉や挙筋腱膜などを傷つけてしまったり、中で想定外の癒着を引き起こしてしまったりした場合にそういった術後のトラブルを引き起こす例はあります。
その場合、癒着を解除するための手術や挙筋前転法などで挙筋と瞼板との固定をしっかりとさせる必要があります。
術後の腫れが心配です。家族にバレずに手術するということはやはり無理なんでしょうか?
同居しているご家族に術後の腫れを隠すと言うのは基本無理でしょう。術後は見た目の印象にも変化は出ますからご相談することが一番望ましいと思います。
切開なのでやっぱり傷跡が気になります。個人差はあると思うんですが、ひどい場合もあるんですか?
傷跡というのは個人差もありひどい状態になってしまう方も残念ながらいらっしゃいます。しかし、酷い状態の場合、傷跡修正で目立ちにくく仕上げることはできるので過度の心配は不要です。
切開法は食い込みがきつく不自然になると言われました。それって本当なんですか?
皮膚の折り返す位置を変える埋没法と違って切開法の場合は二重のライン部分に食い込みが出てしまうことはあります。しかし、食い込みが嫌な場合は、処理の方法によって食い込みを和らげることもできるので主治医と事前に相談しておくことが必要です。

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