下眼瞼下制術

下眼瞼下制術(グラマラスライン)

クリっとした表現力のある目元になりたい。理想的な目の形はアーモンドアイという方は少なくありません。もちろんメイクでそのような印象に変えることもできますが、やはり望みは根本的なこと。土台から変わることができるのなら誰だって変わりたいものです。ここでは垂れ目、アーモンドアイになりたい想いを叶える方法についてご紹介していきます。

垂れ目にする方法

下眼瞼下制術

どんな方法なの?

実際の手術について

術後の経過とダウンタイム

手術当日
強い腫れが出ている状態です。痛みについては内服が処方されていると思います。服用で痛みを感じることは無いでしょう。術直後から強い炎症を引き起こしますので、一般的には冷やす時期です。しっかりと睡眠を取って過ごしましょう。

リスクと問題点

白目の浮腫
下眼瞼下制術は、結膜側を切開し、CPFと瞼板とを一度切り離して、再度違う位置で固定するのですが、その固定が強すぎたり、組織を巻き込んで固定してしまうと白目部分に強い腫れを引き起こしてしまいます。
重度の場合は、瞼板とCPFの固定を解除する必要があります。
術後の左右差
引き下げる程度に左右差が出てしまうことがありますし、下眼瞼下制術の場合、後戻りを考慮して治療するのですが、その後戻りに左右差が出てしまった場合、実際の目の形状として左右差が現れてしまうことがあります。
目が閉じにくい
手術で外側(目尻側)を下に下げてしまいますので、その程度によっては目を閉じてもしっかりと閉じないと言うことが起こり得ます。そのためドライアイの症状を引き起こすのですが、もともとドライアイ傾向で症状がある方は十分注意が必要です。
逆さまつげ
下眼瞼下制術の術後のトラブルで比較的多いのが、逆まつ毛です。中でも皮膚を切開しない内側(経結膜側)から行う下制術の場合、下瞼を下側に下げることによって、まつ毛が眼球側に傾くため逆まつ毛が悪化しやすい傾向にあります。
仕上がりの相違
想定していた仕上がりと違うといったケースも少なくありません。そのようなトラブルはカウンセリングでしっかりと自分の希望が伝わっていなかったことが多いです。

料金について

下眼瞼下制術の料金相場

治療費用にはやはり料金の相場というものがあります。相場価格から逸脱している価格設定をしているところというのはさまざまな理由があるんです。その理由の一つに医師がその手術ができないため外部から医師を招いて治療するというクリニックです。当然、医師への報酬が発生するために高額な設定をしなくてはいけませんので高く設定してしまうのです。

下眼瞼下制術の料金相場:40〜50万円

治療費用で確認すべきこと

治療費用のトラブルは下眼瞼下制術の場合、比較的多い気がします。その理由として再手術が他の治療に比べ比較的多いです。そこで発生するのが再手術の費用が、最初の手術費用に含まれているのか、含まれていないのかということ。全て含まれていればトラブルになるようなことはありませんが、医療機関によっては、麻酔費用、薬代などは別途費用がかかるとして、10万円以上の費用を請求されたという報告も受けています。そのため手術を申し込む前に治療費用について細かく確認しておきましょう。

  • 再手術の費用
  • 術後の検診等費用
  • キャンセル費用

その他、手術の申込費用として料金が設定され、キャンセルしても一部返金されないというトラブルもあります。手術を申し込む前に料金についてしっかりと確認して申し込みをしましょう

最後に

さまざまなご質問

Q&A

ここでは下眼瞼下制術に関するさまざまな疑問や質問に専門家が丁寧にお答えしています。これから下眼瞼下制術、垂れ目の整形手術を受けようと考えている方は是非参考にして下さい。

傷跡が心配です。目立つものですか?
下眼瞼下制術には、表側と裏側からアプローチする2種類の方法があります。表側からアプローチ、切開する場合は表面に傷跡が残りますが、裏側からアプローチ、切開する場合は傷跡は表面には一切残りませんので傷跡を心配する必要はないです。また、表側からアプローチしたとしても下瞼の傷というのは非常に目立ちにくく心配する必要はないと考えて良いでしょう。
強い変化を希望しています。下げられるだけ下げたいというのが本音です。美容の専門家の方の意見を聞きたいです。
もちろん、お気持ちは理解できます。せっかく受ける治療だからこそ大きな変化を希望するのは当然のことでしょう。しかし、それは大きなトラブルへとつながるリスクがあります。下眼瞼下制術の場合、大きく変化をつけるということは、それだけ引き下げる必要があります。そうすると目が閉じなくなったり、不自然な皮膚の引き連れを引き起こしてしまいます。下眼瞼下制術については特に過度の変化を加えるということは問題があるということは理解しておきましょう。
自分に垂れ目が似合うのかどうかまだわかりません。
似合ってるかどうかは判断できないですよね。タレ目については比較的再現性の高いシミュレーションができます。クリニックで試してみてはいかがでしょうか。その上で下眼瞼下制術を受けるかどうか判断して良いと思います。
術後の副作用が心配です。ドライアイが酷くなったという口コミを見ます。もともとドライアイっぽく目薬が欠かせません。下眼瞼下制術を受けることはできるものですか?
下眼瞼下制術の術後は多くの例でドライアイを引き起こします。もちろん、目薬を処方されれば基本的には問題ありませんが、ドライアイの頻度はより過度の矯正をすればするほどドライアイは強くなり悪化します。その点も踏まえ手術を受けるか否か検討されてはいかがでしょうか。
2週間前に下眼瞼下制術を受けました。受けた直後は結構満足してたんですが、少し物足りない気がします。修正手術を受けるべきか悩んでいます。
一般的に1、2週間で後戻りするのが通常の経過です。また見慣れてしまうことでより変化を求めてしまう傾向にあります。過度の変化を求めるとトラブルを引き起こしてしまいますので慎重に考える必要があるでしょう。大切なのは術前の写真との変化を比較しましょう。その上で、どの程度変化しているのか判断し、再手術を検討されてはいかがでしょうか。

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