美容整形を受ける上で注意すること!

眼瞼下垂 注意すること

美容整形を受ける上で注意すること

<>もし、トラブルや困ったことがあれば<>
困った時は相談することが大切です。

【どんな施術を行うのか、きちんと説明を受けましたか?】

美容医療などの施術を受ける場合は、医師などから以下の項目について十分な説明を受けたかどうか確認しましょう。説明を受けていない場合や、ほかに心配なことがある場合、希望していない施術を勧められた場合などは、改めて医師などから十分な説明を受けた上で、もう一度よく考えてから施術を受けるか決めましょう!

お困りの場合は下記相談窓口にご相談ください。

Check1 使用する薬などがどのようなものか、自分でも説明できますか?

Check2 効果だけでなく、リスクや副作用などについても知り、納得しましたか?

Check3 ほかの施術方法や選択肢の説明も受け、自分で選択しましたか?

Check4 その施術は「今すぐ」必要ですか?最後にもう一度、確認しましょう。

美容整形は契約

美容医療サービス等の自由診療では、患者の理解と同意が十分に得られていないことで起こったと考えられるトラブル(高額な費用の請求や重大な健康被害等)が生じています。医療を受けるにあたっては、医師が一方的に治療を決定するのではなく、患者が医師等から診療内容などについて十分な説明を受け理解した上で、患者自身が同意し、最終的な治療方法を選択することが重要です。美容医療を受ける前に十分な説明(施術内容、費用、リスク、合併症等)を受け、内容を理解した上で施術を受けるか決めましょう。
※「インフォームド・コンセント」とは、患者が医師から治療を受けるに当たって事前にその内容、目的、効果などについて十分説明を受け、患者が納得した上で治療を受けることが望ましいという考え方である。

美容医療サービスの消費者トラブル サービスを受ける前に確認したいポイント
#美容医療トラブル
#お役立ち記事
シェアする

ポストする

シェアする

LINEで送る

「キレイになりたい」「かわいくなりたい」――そう思って受けたはずの「美容医療サービス」で、20代から30代の女性を中心に幅広い世代でトラブルが発生しています。また、美容医療サービスの施術には、少なからず身体的なリスクが伴い、予想外の腫れや痛みなどのトラブルが複数みられます。そこで、美容医療サービスを受ける前にチェックしたい主な2つのポイントを、ぜひ知ってください。
目次

1
美容医療サービスに関するトラブルってどんなもの?
2
サービスを受ける前の注意点は?
3
トラブルに遭ったときの相談先は?
1美容医療サービスに関するトラブルってどんなもの?

全国の消費生活センターに寄せられる美容医療サービス(注1)に関する相談は、これまで2,000件程度で推移してきましたが、近年は増加傾向にあり、令和4年度(2022年度)は3,700件を超えています。
医療脱毛等で身近になりつつある美容医療サービスですが、寄せられるトラブルの中には契約内容や解約条件等に関するトラブルや、施術により、やけどや傷が生じる危害も一定数発生しており、注意が必要です。美容医療サービスを受ける前にチェックしたい=大事なポイントをぜひ知ってください。

美容医療サービスに関する年度別相談件数

※資料:国民生活センター PIO-NETに登録された「美容医療」に関する消費生活相談情報
(令和5年(2023年)9月30日現在(消費生活センター等からの経由相談の件数は除きます))

(注1)美容医療サービスとは、医師による医療のうち、「専ら美容の向上を目的として行われる医療サービス」を指し、医療脱毛、脂肪吸引、豊胸手術、二重まぶた手術、包茎手術、審美歯科等が主な施術(医学的処置、手術及びその他の治療)とします。

最近の事例

美容医療サービスに関する相談

美容クリニックで顔のシミ取りレーザー治療を体験で受けた後、モニターになれば安くなると勧誘され10回コースの契約をしたが説明に不審な点がある。解約したい。
二重まぶた手術の相談に行き、当日中の手術を強く勧められて手術を受けたが、金額や仕上がりに納得がいかない。一部でよいので返金してほしい。
インターネットで見つけたクリニックに出向き、説明を受けた当日に包茎治療の手術を受けた。高額すぎるので減額してほしい。
インターネットで検索した美容クリニックで「効果がある」と言われ植毛手術を受けたが、ほとんど毛が生えていない。全額返金してほしい。
鼻筋を良くする手術を受けたが、医療用で安全だと言われて挿入した樹脂のリスクを説明されていなかったことが後から分かった。返金してほしい。
美容医療サービスに関する相談のうち、危害に関する相談

美容外科でボトックス注射をした額の腫れが引かない。別の病院を受診したいが、施術した美容外科がカルテの開示請求に応じない。
毛穴とニキビ跡の悩みがあり美容皮膚科で施術を受けたが、顔が赤く腫れた。痛くて耐えられないのでやめたいが、解約可能か。
美容外科クリニックで顔のリフトアップ手術と二重まぶた手術を受けたが、顔全体が内出血をおこし腫れが引かず仕事に支障が出た。二重まぶた手術も糸がはみ出したままだが、医師は「失敗ではない」と言う。返金してほしい。
医療レーザー脱毛で襟足にやけどの跡が残り腫れて皮膚から膿が出た。クリニックに治療費などを請求できるか。
美容外科で頬のたるみ解消の施術を受けたときに、右頬に細かい傷がついたので苦情を伝えたが、認めてもらえない。傷を治してほしい。
※「最近の事例」は、相談者の申し出内容をもとにまとめたものです。

2サービスを受ける前の注意点は?

美容医療などの施術を受ける場合は、医師から効果やリスクなどの十分な説明を受けた上で、落ち着いてよく考えてから施術を受けるか決めましょう!

美容医療サービスを受けるに当たってのチェックポイント

Check1 医師の説明を「十分に」理解できましたか?

施術の効果、想定される副作用や合併症
薬や材料、機器などの安全性・有効性
他の施術方法(選択肢)の有無
施術の費用(保険適用の有無)、回数
解約条件などの契約内容
施術の内容や契約について十分に説明を受け、納得をした上で施術を受けましょう!

Check2 その施術は、「今すぐ」必要な施術ですか?

「今すぐ契約すれば安くなる」など、即日の施術や契約を強引に勧められた。
希望していない施術をしつこく勧められた。
美容目的の施術は、多くの場合、緊急性が低いと考えられます。冷静に考えましょう!

※参考:
消費者庁ウェブサイト「美容医療を受ける前に確認したい事項と相談窓口について」別ウインドウで開きます
3トラブルに遭ったときの相談先は?

一定の美容医療サービス(注2)のうち、サービスの提供期間が1か月を超え、かつ支払総額が5万円を超えるものは、平成29年(2017年)12月1日から特定商取引法において規定する特定継続的役務提供の対象となりました。このようなサービスについては、法定の契約書面を受け取った日を1日目として8日間は無条件で契約の解除(クーリング・オフ)を行うことができるとともに、クーリング・オフ期間の経過後であっても、残りの契約について中途解約を行うことができます。
なお、いわゆる「エステティック」(エステティシャン等が行う、美容医療に該当しない役務)の提供期間が1か月を超え、かつ支払総額が5万円を超えるものも特定継続的役務提供の対象であり、同様にクーリング・オフや中途解約などが可能です。

(注2)一定の美容医療サービスとは、脱毛、にきび・しみ・そばかす・ほくろ等の除去、肌のしわ・たるみ取り、脂肪の溶解、歯のホワイトニング等について、特定商取引法施行規則で定める方法(例えば、光の照射、薬剤の注射など)によるものとします。
万一、美容医療サービスをめぐるトラブルに遭ったときは、一人で悩まず、早めに最寄りの消費生活センターなどに相談しましょう。

相談窓口

国民生活センター
「全国の消費生活センター 一覧」別ウインドウで開きます別ウインドウで開きます消費者ホットライン
「188(いやや!)」別ウインドウで開きます別ウインドウで開きます
※お近くの消費生活相談窓口をご案内する全国共通の3桁の電話番号です。
土日祝日についても、市区町村や都道府県の消費生活センター等が開所していない場合には、国民生活センターで相談を受け付けるなど、年末年始(12月29日から1月3日)を除いて原則毎日ご利用いただけます。

医療安全支援センター検索別ウインドウで開きます別ウインドウで開きます
※医療に関する苦情・心配などのご相談については、医療安全支援センター総合支援事業ホームページに、全国の医療安全支援センターの連絡先が掲載されています。

医療広告相談窓口一覧[PDF:86.3KB]別ウインドウで開きますPDFファイルが開きます
※医療に関する広告のご相談については、医療機関を所管する地方自治体の窓口にご連絡をお願いします。

美容整形をする前に知っておくこと
近年、美容外科が多く設立され、誰でも簡単に美容外科を受診することが出来るようになりました。しかしそれに伴い、美容整形のトラブルが増えてきています。一部では情報が混乱し、どれを信じていいのか分からないことがあります。
誤った情報を信じて、手術を受けてもいい結果は得られません。美容整形の真実を知った上で治療を受けることが重要です。このページには、美容整形を受ける前に、患者さん側で準備してほしいこと、知っておく必要のある情報を掲載しました。

医師の技術により叶えられるレベルは違う
当たり前のことなのですが、個々の外科医には実力の差があります。この事実を理解していない方がおり、美容外科医は誰でも同じ手術が出来ると信じている方もいるようです。簡単な治療の場合は、実力差は問題にならないことがあります。しかし、難しい治療や、ワンランク上の効果を望んでいる場合は、注意が必要です。ランクの低い医師に、難しい手術を依頼しても無理ですし、危険が伴うことは容易に理解できると思います。

美容整形をする前にまず行うこと
美容整形を行う前に、まず自分はどのレベルに変りたいか、希望をはっきりさせてください。結果にこだわらないのか、中レベルに綺麗になりたいのか、限界まで綺麗になりたいのか、おおよその到達点を決めてください。
結果にこだわらないと言うのであれば、多くの場合、どの医師でも対応してもらえると思います。手術を依頼する医師の実力に考慮する必要はありません。中レベルに綺麗になりたいという場合は、少なくとも中ランク以上の医師を選ぶ必要があります。下のランクの医師では対応不能なことがあるからです。できるだけ綺麗になりたいということであれば、医師の選択には十分気を付ける必要があります。高い希望には、それを再現可能な上のランクの医師を選ぶ必要があります。希望のレベルが高い方は、出来上がりと希望のレベルにギャップを生じやすく、出来上がりが低いと、不満を抱く可能性が高くなります。希望のレベルが高ければ高いほど、希望を忠実に再現できるカリスマ医師を選択する必要があります。

整形における希望のレベル
自分の希望が低いのか、高いのか分からないという方がいらっしゃいます。そのために簡単に自分の希望のレベルを見分ける方法をお話ししたいと思います。例外はあるのですが、美容整形は大きく変えれば変えるほど、手術は難しいと言われています。少しだけ変わるのは、比較的希望のレベルが低い、大きく変わるのは希望レベルが高いと考えて良いでしょう。自分の顔となりたい顔を比べてみてください。似ているということなら小さな変化、多少似ているようだと言うなら中レベルの変化、似ていないということなら大きな変化と考えて良いでしょう。大きく変わりたいということであれば、誰でもよいというわけにはいきません。手術を名医にお願いするのが無難です。

美容整形を成功させるコツ
自分の希望をよく理解して、そのレベルの手術が可能な医師に手術を依頼することで、美容整形を成功に導くことが出来ます。自分の希望により医師選択のレベルが異なります。医師選択は美容整形の結果の成否に大きく影響しますので、くれぐれも注意していただきたいと思います。医師選択を間違えると手術後不満を抱えることになります。医師を探す際には、努力を惜しまないようにすることが大切です

美容整形を受ける時は、次のようなことに注意が必要です。

診察を受ける医療機関は慎重に選ぶ(宣伝等に惑わされず、知人等から評判などをよく聞いて選ぶ)
初めて美容外科を受診した時には、その場で手術等の予約をしないで、家に帰ってよく考えてから決める(お母さんや旦那さんなど家族の人に相談する)
手術に関して十分な説明を受け、疑問に思うことがあれば質問して納得したうえで決める(手術の方法や内容、効果、副作用、リスク、医師の手術実績、治療費用など)

関連記事

  1. 一重まぶたを二重まぶたに変える

  2. 下眼瞼脱脂

    下眼瞼脱脂

  3. 目を開けやすくする方法

    目を開けやすくする方法

  4. 瞼の凹みを解消する

    瞼の凹みを解消する!

  5. 二重まぶたに作り方

    二重まぶたの作り方

  6. まぶたのたるみを取る方法